車走らせ、明けない夜の街
いつもはがらんどうのホテルも ファミレスも
今日は特別に賑わっているように見えた
祭りの夜だからだろうか
ぼくだけが、次元の外からその灯りを眺めている
そんなときに見上げた空に浮かんでいた
少し赤みを帯びた、くっきりとした半月だった
誰の目からも変わることのない光
それだけは、ぼくの思考の邪魔せずにあった
だけど、欠けた半分の光は、どこへ逝ってしまったのだろう―――
解説
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- 作品名
- 半月
- 登録日時
- 2011/08/08 (月) 01:05
- 分類
- インストゥルメンタル::2011年度